宇野内科医院

宇野内科|愛知県名古屋市昭和区の内科・小児科・予防接種

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脂質異常症について

脂質異常症について

 

脂質異常症とは、以前は高脂血症と呼ばれたもので血液中の脂質、具体的にはコレステロールや中性脂肪(代表的なものはトリグリセリド)が過多になる病気です。
自覚症状はありませんが、放置すると増えた脂質がどんどん血管の内側に溜まり、動脈硬化を起こします。
動脈硬化がさらに進行すると、心筋梗塞や脳梗塞の発作につながるおそれがあります。
脂質異常症には
(1) LDL(悪玉)コレステロールのみが多い(高LDLコレステロール血症)
(2) 中性脂肪(トリグリセライド)のみが多い(高中性脂肪血症)
(3) LDLコレステロール、トリグリセライド両方が多い(混合型高脂血症)
の3つのタイプがあります。
脂質異常症は遺伝子の異常などもありますが、多くは運動不足、食べすぎや脂肪分のとり過ぎ、それに伴う肥満といった悪い生活習慣が重なることで起きます。
食生活の改善と、ウォーキング、水中歩行、サイクリングなどの有酸素運動を意識することが大切です。